売上=単価✖️件数です。公共工事の単価を上げる為には格付けのランクアップが必要になります。このランクアップについて勘違いして理解している方が多いのです。どうしたらランクが上がるのかが分からないのに対策は打てません。その結果、売上を向上させることも出来ません。
まず、公共工事に入札する為には入札参加資格が必要になります。東京で参加する場合には、東京の入札参加資格が必要になりますし、埼玉県で参加したければ埼玉県の入札参加資格が必要です。そして、この入札参加資格には客観的事項と主観的事項があります。この審査結果が点数化されてランク付けがなされます。
主観的審査事項は地域実情を踏まえ、発注者が評価するものですが客観的事項と比較するとウェイトはかなり軽くなります。従って、客観的事項を最重要視しましょう。
では、この客観的事項とは何なのかと言いますと、これがいわゆる『経審』となります。行政書士に言われるがままに点数が上がるから保険に入ったりしていないですか?パートナーを見つける事は必要なことなのですが、経営者自身が70点位までは理解すべきだと私は考えています。言われた通りにやるだけでは場当たり的な解決に過ぎません。
なので私は、顧客が理解しやすいように何度もお伝えします。それは一緒に考えて共に成長したいからです。
私は、単に経審の書類を作成するだけでなく、①会社の方向性の決定②年次計画の作成を決めて、評点コントロールをします。 いつまでにどのランクに行きたいのか、これらを決定する事で必要な売上・件数・ランク・決算の数値が見えてくるのです。
例えコンサル料が高くても、知識が増えて成長してランクが上がって売り上げが上がるのですから一石二鳥です。